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配列(リスト、list) は、データの数が多い場合に異なる名前の変数を複数用意することなく、複数のデータを一つの名前(配列名)によって管理することができる仕組みです。
配列の中の各変数は、要素 と呼ばれます。要素は、配列の中で位置を表す 添字(インデックス) を持ち、配列の先頭から数えて何番目の要素であるかを示します。なお、添字では最初の要素を 0番目 とするため、添字は0、1、2、3、… と続きます。
[]
(角括弧)を使う最も基本的な配列の作成方法は、以下のように[]
(角括弧)を使い要素を,
(カンマ)で区切って並べる方法です。
list1 = [1, 2, 3]
配列に対してappend(追加する値)
メソッドを使うことで、配列の末尾に要素を追加することができます。
list1 = [1]
list1.append(2) # 末尾に2が追加される
list1.append(3) # 末尾に3が追加される
メソッド とは、変数や配列などの値に対して、特定の処理を行うための操作のことです。メソッドは、対象となる値の後に .
(ドット)を付けて記述します。値によって、使えるメソッドが異なります。
文字列に対してsplit(区切り文字)
メソッドを使うことで、文字列を指定した区切り文字で分割し、配列に変換することができます。
string = "1Tom2Tom3"
list1 = string.split("Tom") # 区切り文字`Tom`で分割
上記のコードでは、文字列"1,2,3"
をTom
(カンマ)で分割したため、順に
"1"
(1つ目のTom
の前)"2"
(1つ目のTom
と2つ目のTom
の間)"3"
(2つ目のTom
の後)という文字列が生まれました。これらの文字列を要素として持つ配列が作成されてます。また、これらは「1.」「2.」の作成方法とは異なり全て文字列です。数値として扱いたい場合は、適宜、型を変換する必要があることに注意してください。
配列の要素にアクセスするには、配列名の後に[]
(角括弧)を使い、添字を指定します。添字は0から始まるため、配列の先頭要素にアクセスする場合は配列名[0]
、2番目の要素にアクセスする場合は配列名[1]
のように指定します。
配列の長さを超える添字を指定するとエラーが発生しますので、注意してください。
list1 = [1, 2, 3]
print(list1[0]) # 1
print(list1[1]) # 2
print(list1[2]) # 3
配列をprint
関数で出力すると、[]
(角括弧)で囲まれた形で、各要素を,
(カンマ)で区切って表示されます。また、文字列の要素は""
(ダブルクォート)で囲まれて表示されます。
1
、2
、3
を要素とする配列:[1, 2, 3]
と出力される"1"
、"2"
、"3"
を要素とする配列:["1", "2", "3"]
と出力されるこのページでは、配列(リスト)の作成方法と要素へのアクセス方法について学びました。次のページに進む前に、以下の確認問題に取り組んで、学習内容への理解を深めましょう。
次のコードを最後まで実行した時、最後のprint出力は何か?
string = "1,2,3"
list1 = string.split("2")
print(list1)
答え:["1,", ",3"]
。文字列"1,2,3"
を"2"
で分割したため、
"1,"
("2"
の前)",3"
("2"
の後)という文字列が生まれます。これらを要素として持つ配列が作成されています。
string = "1,2,3"
list1 = string.split("2")
print(list1)